忍者ブログ
やっとブラックコーヒーのうまさが分かる年齢になりました
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

私は建材の営業事務をずっとしていました。仕事の内容は大工さんや工務店などに家を建てる材料を売るお仕事です。初めてその仕事に就いた時は男性ばかりの職場で覚えることもとても多く難しい仕事だと不安ばかりでした。

寸法なども今時「尺」や「寸」などで表現するのでその単位を覚えることから始まりました。家の材料は私たちが毎日目にしているものだけではありません。

壁の中に入っている断熱材やベニヤ板・コンパネと言った見たこともない物もたくさんあり材料一つ一つを覚えるのも一苦労でした。

大工さんには職人気質のベテランのおじいさんもたくさんいます。言葉の意味すらわからない素人の私に注文する際イライラされて怒鳴られることもしょっちゅうありました。

うちの会社は基本的に皆トラックに乗った男性が主となる会社だったので女は私一人。男性に仕事のことを聞くのも初めは怖かったので自分で必死に覚えました。

1年ほどするとほとんどの材料は覚え見積もりもある程度できるようになりました。図面を見てこのドアにはこの寸法、階段の段の数など覚えれば覚えるほど楽しくなってきました。

初めは怒鳴っていた大工さんにもだんだん信頼してもらえ、注文を私に・・・とご指名で注文してくれた時は本当に嬉しかったです。

今は理由あって別の会社に就職していますが今も家を見る時は「このドアはあのメーカーだな」などと色々見てしまう癖が抜けません。
PR
フリーエリア
最新CM
プロフィール
HN:
ゲテモンスナイパー
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
Copyright ©  -- 苦味にはまる年頃ブログ --  All Rights Reserved
Designed by CriCri Material by 妙の宴
powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]